すっきりとした軽やかなふくらみのある純米酒
安東水軍・特別純米酒は、かつて雄大なロマンを求めた覇者「安東水軍」に因んで名付けられたお酒です。白神山地から湧き出た水を仕込み水として製造しています。
そんな安東水軍の特別純米酒の味は、すっきり軽やかで口にふくむと柔らかいのが特徴です。お米のうまみも感じることができます。世界遺産の白神山地の超軟水で仕込み、後味もすっきり爽やかで、食事にもとても合います。
- 味わい すっきり
- 香り さわやか
- 甘辛 やや辛口
- お薦めの飲み方 冷◎、室温◎、熱燗◎
安東水軍ってなに?
あんどうすいぐん、と読みます。
安東水軍は、本当にこのあたりに昔いた豪族です。豪族って言うとぴんと来ませんが、ようは地域を財力や兵力で支配していた人たちです。
12世紀後半〜15世紀に活躍した人たちなので、本当に昔も昔です。(ウィキペディア参照)
当時、十三湊(とさみなと)という日本海の貿易港があって栄えてました。日本海、もっというと日本の北側をも結ぶ拠点となっていたので、相当大きかったようです。
そこに海賊たちがやってくるのを安東氏率いる船の軍が守っていたというわけです。
といっても安東氏はただ荒くれ者の集団だったわけではなく、当時の中国から船の操縦や造船などの技術を習得し、大きな船を作り水軍を作っていたり、貿易も国内と海外との拠点となる貿易港へと拡大して莫大な利益を上げるめちゃくちゃ有能だったらしいんです。当時は東日本で最大と言われた都市にまで反映していたのです。
そんな北の覇者と言われた安東水軍が、雄大な日本海に沈む夕日を見ながら、もっともっと港を大きくしてやると想いを馳せていたことでしょう。
当時も今も変わらない景色は、日本海に沈む夕日です。
お酒のラベルは、そんな安東水軍が想いを馳せた日本海に沈む夕陽をイメージしています。
ありがたいことに、昭和63年に登場してからここまで長く愛されるお酒になるとは思ってませんでした。おかげさまで今では、県外からもお買い上げいただけるようになりました。本当に感謝です。